部屋のインテリアを素敵にしたい、部屋のスタイルに家具や家電を馴染ませたいという欲求は、暖房器具に対しても向けられています。ちょうどキャンプシーンで蒔ストーブが注目され出した2015の秋冬頃と時を同じくして、インテリアに調和した理想の暖房器具として注目され出したのが暖炉でした。実際に家に暖炉を取り入れるのは容易ではない、しかしその暖炉への憧れが暖房器具に投影されたような動きが広がっています。今回は暖房器具の憧れスタイルを紹介します。
暖炉への憧れ
暖炉型ヒーター
賃貸ではもちろんのこと、持ち家でも暖炉を取り入れることが難しいリアルなインテリアシーンで人気を集めているのが暖炉型ファンヒーターです。各メーカーから様々なタイプのものが販売されており、揺れる炎をリアルに再現したものなど、ユーザーさんの間でも盛り上がりを見せている暖房器具です。
暖炉型ヒーターの実例写真
撮影 左:Rabbit さん / 右:Appletree さん
マントルピース
暖炉の周りを囲む棚や装飾枠として古くから欧米を中心に用いられてきたマントルピースが、いま注目されています。ストーブや暖炉型ファンヒーターと一緒に配置するスタイルも人気で、マントルシェルフと呼ばれる棚の部分にディスプレイをし、季節のレイアウトを楽しむユーザーさんも多いようです。シーズンを追うごとにノウハウが成熟し、今では部屋の雰囲気に合わせた様々なスタイルのマントルピースを見ることができます。
マントルピースの実例写真
撮影 左:tommy39 さん / 右:ami さん
プラスワンtips
見直される石油ストーブ
もともと一定のファンがいた石油ストーブも蒔ストーブも、暖炉の人気と呼応するように人気上昇中です。中でも、80年以上愛され続けているアラジンと、コロンとしたフォルムに定評のあるコロナの石油ストーブはRoomClipでも人気のようです。また、電気を必要としない点から節電意識や、災害の際などにも暖をとれるという防災意識の面からも見直されているようです。
見直される石油ストーブの実例写真
撮影 左:kuuuu さん / 右:fuji-kumi さん
リメイクされる暖房器具
生活感が出てしまいがちで、部屋の雰囲気に合わない電気ストーブやヒーターなどは、ペイントやステンシルなどによってリメイクする流れが定番化しています。また、100円均一で手に入るリメイクシートなどは続々と新しいデザインが販売され、壁や扉だけでなく、このような暖房器具のリメイクにも使用されているようです。
リメイクされる暖房器具の実例写真
撮影 左:nao さん / 右:hee さん
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